カルトはどこにでも現れる!
用心を怠るな!
小林よしのりライジングVol.532
配信です!
今週号のタイトルは
「オウムというカルト
~地下鉄サリン事件から30年~」
地下鉄サリン事件から30年。
いま思えば、その前年からオウムに暗殺計画を立てられていた小林よしのりは、その頃まさに危機一髪の日々を過ごしていたということになる。
あれから30年を機に、オウムを再び問い直す報道も多く見られ、中には新事実の発掘もあって驚かされたりもしたが、確かにオウムに関してはまだ語るべきことは残っている。
何よりも、オウムの後継団体には、事件当時を知らない20代以下の若者が今なお入信していたりするのだ。
これをどう考えるべきなのか?
どんな時代にも不安を抱えてグラつく若者はいて、その受け皿となる宗教はある。
そしてその中には、必ずカルトも入っている!
だからこそ、いつの世の中でも、宗教には気を付けなければならない!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「血管の詰まった言論人・地獄の番外編」
大阪で収録・配信された
『大阪は血管の詰まった言論人が多すぎる!』は
大好評!
大阪って、なんでこんなにトチ狂った言論モドキが横行しているのかと思わされたものだが、実はあの番組の中ではまだまだ語り切れなかったことがある!
今回は、それをご紹介!
何でもかんでも脳味噌でモノを考えているとは思えない脊髄反射ばっかりなのだが、それがゼニカネの損得勘定の話になっちゃうとより顕著。
とにかくその場で儲かれば、国を売り払ってしまってもかまわない!
しかもそんなことを言ってる人間のひとりが、「明治天皇の玄孫」を売りにして伝統だの愛国だのらしきことを言ってる竹田恒泰。どんだけ血管が詰まっているのか!?
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…3月20日は地下鉄サリン事件から30年ということで、オウム真理教についての話題が多く報じられていた。
わしはオウムが話題になり始めた最初の時点からこれは異常だと思っていたが、世間ではそうは思わず、知識人はこれこそが本物の宗教だと評価していた。
一方でオウム真理教は「子供の宗教」であり、『おぼっちゃまくん』と同じだと評価されたり、小林よしのりこそが価値相対主義ではなく、価値論を語って、熱心な信者が多いから、麻原彰晃と同じだと批判されたりする文脈もあった。
これらを一体どう捉えるべきなのか?
そして現在のオウム後継団体はどうなっているのか?
天皇制とカルト宗教について
…等々、論じるべきことはまだまだある。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…大阪で収録した動画『大阪は血管の詰まった言論人が多すぎる!』はご覧いただいただろうか。
今回は、収録時間の関係で取り扱えなかった話題について書いておきたい。
大阪の読売テレビ『そこまで言って委員会NP』にたびたび登場し、ブチ切れキャラとしてやたらと存在感を放っているのが、竹田恒泰だ。最近はなにを発信しているのか?と思い、YouTubeチャンネルの動画を見てみたが、言っていることがどこまでもトチ狂っていて、「もはや下劣・低俗をウリにして再生数を稼いでいるのでは?」とすら思える状態になっていた!
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…れいわ新選組や現在の共産党のように、昔の左翼たちも「働かない主張」をしていたの?
林官房長官の「皇位につく資格は基本的人権に含まれていない」という主張をどう思う?
大河「べらぼう」での様々な表現をどう見てる?
歴史学会はなぜ真実を知っているのに、間違った認識と戦ったりしないの?
もし万が一、自分の作品がAI学習されて、先生の作品としてAmazonで勝手に販売されたとしたらどう思う?
人気ネット配信者の最上あいさんが殺害された事件と、その後のネット上の反応についてどう思う?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
目次
1. ゴーマニズム宣言・第561回
「地下鉄サリン事件から30年」
2. しゃべらせてクリ!・第487回
「フェミなんか知りましぇん! こりが御坊家の大奥ぶぁ~い!の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第356回
「血管の詰まった言論人・地獄の番外編」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記